高田義裕の人生論

今日の箴言

1.何が災いかと言って、一つの必要のために、二つのものを犠牲にしてしまうことを初めて、災いと言う。

2.予想外の成功は、予想外の失敗に、直結していること。

3.どんなに小さな事でも、常に全力で行うべきこと。

4.本質的とは、ある物事の本当の正体、もしくはその状態のことを示すものであり、実際、それだけで純粋なままに、それが維持されている場合などほとんど無く、現実的には、それにいろんな不純物なり、性質などが付着したり、絡み合ったりしていて、その単一の本来の性質を純度100%で示すことは、決してないのである。しかし、ここで、まるで、汚れた川の中から、土や、汚泥やゴミなどの不純物をろ過して、純粋な真水だけを抽出する作業のように、人間も、たとえ、その人が善良で真面目な人物であったとしても、私達は皆、神に対して罪を犯した死刑囚であることが私達の本質であり、正体なので、それぞれの人生の過程で、揉まれ、洗われる内に、悪い本性に目覚め、一転して悪辣で不真面目な人物に早変わりしてしまうのである。これは、世間で、日頃、模範的な人物と称賛されている人物が、何かのきっかけで、麻薬中毒になったり、不倫や借金を繰り返して、人生を破滅させてしまうことによって現れる。これは淑女が淫乱に目覚めるかのようであり、どんなに、今は、真面目な人物であったとしても、私達は自分の中に、邪悪で醜い本性を潜在的に持っていることを常に、肝に命じておかなければならないのである。