高田義裕の人生論

今日の箴言

天才と狂気は、紙一重である。

2.唯一、真理の神エホバは、人間達に対して、[苦難を乗り越えて常に進歩して行きなさい]などとは全く言われていないのであり、一見、それは義に適っている様に思われるが、その様な生き方は、他者との敵対関係を助長するだけにしか過ぎないのである。あくまでも、唯一真の神エホバは、[既に私はあなた達に対して、良いものを造ったので、それを味わって喜び楽しめ]としか人間達に言われていないのである。これこそが最初からの、人間に対する生き方の正しさであり、あらゆる困難を乗り越えて義に適う生き方は、最初のうちは、良いが、その最後は、自分の誇りを助長して、破滅に至る間違った生き方なのである。

3.今現在の状況が、全く私達人間にとって、不利な状態である事の一つの理由は、たとえ真面目に謙遜に、自分達の心を立ち帰らせ、自分が罪の内にある事を本当に自覚し、認識したとしても、罪人であるという自覚が、自分達を罪から解放してくれる訳では決してないということである。そこには常にそれを大目に見て、寛大に寛容に本当に許してくれる自分達よりも偉大で大きい存在が必死不可欠なのであり、それを許してもらうことによって、初めて、私達人間は罪に依る様々な苦しみから解き放たれる事が可能なのである。その許す側におられるのが神という存在なのである。