2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

高田義裕の人生論

今日の箴言 偉業を成し遂げたと評価するのは、あくまでも、外部の人々だけであって、偉業を成し遂げた本人自身は全くそうは思っていないこと。彼はただ、自分の好きな事を普通にやり続けただけだとしか思っていないのである。もし、本人がそれを偉業だと意識…

高田義裕の人生論

今日の箴言 人間の特性として、人は、自分の知らない事柄や人間に対して、一種の警戒心やの敵意を持ってしまうこと。 2.私は貧しさや富も要らないし、辱しめも栄誉も要らないのである。 3.確かにこの世の中には、全くの一途で、愛ある精神に富んでいる、他の…

高田義裕の人生論

今日の箴言 ちまたで定説となっている、何事もやっているうちに自然とコツは分かってくる、と言う考え方は、一見、さも現実性がある様に思われるが、実際には決してそうでは無いこと。それは、たとえ自我流で、習字や絵画を書いても、ある程度までは上手く行…

高田義裕の人生論

今日の箴言 人間関係で大事な事は、自分が本音を出さなければ、相手も本音を出してくれないという事なのである。また、たとえ相手の人が、真実な言葉、もしくは、率直な本音を言ってくれたとしても、それは一回きりだけなのである。よって、この時に大切な事…

高田義裕の人生論

今日の箴言 結局、人間を行動へと促し、生かしている根源は、食物でも、肉体でもお金でも決して無いこと。それは、ただ本人のプライドと自分を信じる信念だけであること。よって、逆に言えば、もし、本人がプライドを無くし、自分を信じる事が出来なくなって…

高田義裕の人生論

今日の箴言 罪の贖いに、代替えはない様に、また、人の妬みにも対処法は無いのである。 2.たとえ、見た目には、それは一つに見えても、実際には、すべてのものが一つを支えているのである。よって、たった一つの事を理解する為には、同時にまた、すべての事…

高田義裕の人生論

今日の箴言 何事も、自分だけに都合の良い、現実的でない、甘い考え方、期待こそ、人にとって最大の危険な偶像崇拝であり、罪そのものであること。何故なら、甘い期待は必ず裏切られ、人はそれに絶望する。絶望したその先は、自殺か、欲求不満の蓄積ゆえの殺…

高田義裕の人生論

今日の箴言 人は皆、出世を望み、富と名声を得ることに憧れる。しかし、実際に、富と名声を他の人よりも多く持ち、かつ、それを維持するという事は、本人にしか分からない多くの苦悶と問題と孤独感にさいなまれる事になるのである。よって、それらは常に、ワ…

高田義裕の人生論

今日の箴言 人は、理論派の人は、理論そのものとは、物事の全体から極度に部分的な所だけを抽出し、そこばかりを精密に、厳密に調べるという態度の事を言う。それでそれに余りに熱中し過ぎると、全体の流れを掴むという態度に対して希薄になりがちであり、い…

高田義裕の人生論

今日の箴言 人は、喜びを独り占めしたければ、また、悲しみも一人だけで負わねばならぬ。よって、人は、喜びは常に他の人と分かち合い、そして、悲しみは常に、みんなと共に負い合う様にしなければならない。人生を季節に例えるなら、順境は春と秋である。人…

高田義裕の人生論

今日の箴言 大昔から現在まで、害悪とは、日常の何気無い所に潜んでいるからこそ、今まで存在してこれたのであり、もし、誰が見ても、それが害悪とはっきり認識出来るものなら、とっくの昔に、害悪など根絶されているのである。

高田義裕の人生論

今日の箴言 一人で、すべてのことを知っていることよりも、すべての他の人の長所をそれぞれ知っていることの方がより勝っていること。たとえ一人ですべてのことを知っていても、誰も褒めてくれないし、相談する相手もいらなくなるし、結局は、孤独という問題…

高田義裕の人生論

今日の箴言 若い時程、自惚れ易く、そうして怒り易い事。なぜなら、彼にはまだ、生きた経験によって初めて得られる知識と知恵に欠けているからである。彼は経験不足の故に、すべての事が自分には可能だと思い込む帰来がある。いわゆる無知故の怖いもの知らず…

高田義裕の人生論

今日の箴言 すべての人の行いは、その良し悪しに関係無く、模範とは決してなり得ないが、模範な行いに近づく為の参考となり得ること。 2.義人同士は、自分達がいかに義に適っているかを競い合って勝つ事が、より義に適っている事だと思いがちであるが、彼ら…

高田義裕の人生論

今日の箴言 この世の中で一番恐ろしい、目に見えずに、知らぬ間に浸透しているものとは、安楽さに慣れた精神的怠惰さなのである。これは、すべての人間に染み付いてしまっている甘えの構造であり、一度それに慣れてしまったら、容易にそれを改められる事の出…

高田義裕の人生論

今日の箴言 何もしなかったという罪もまた存在すること。よって、人間は、何もしていなくても、息をしているだけで、周りの環境と密接に関わり合いを持っているのである。例えば、一人の女性が、強姦されそうになって、必死に助けの叫び声を上げて、一件一件…

高田義裕の人生論

今日の箴言 人格的に優れた者は、人格的に劣っている者にとって、心地よい存在であっても、人格的に劣った者は、人格的に優れた者にとって、単なる辛抱の対象でしかないこと。よって、人は、人からの誉れを得たいのなら、同時に人からの辛抱も得なければなら…

高田義裕の人生論

今日の箴言 本来、自分自身のものと言う事は、自分以外のいかなるものから一切の影響力も受けないという事である。しかし、今あなたが所有している物はすべて、あなた以外の力から影響を受ける。例えば、それが車なら、乗っているうちに、外部からの圧力を受…

高田義裕の人生論

今日の箴言 結局のところ、自分が自ら意図して得たもので無ければ、それは自分の益とはならないこと。例えば、自分が全く意図せずに、たまたま買った宝くじが当選して、何億もの巨額なお金を一夜にして手に入れたとすると、人は、気違いの様に有頂天になり、…

高田義裕の人生論

今日の箴言 人は毎日頑張らなければならない。もし、頑張らないで怠惰な生活を送る事を続けていたら、あなたは、否応無く、頑張って勝利した者達の引き立て役に堕すしか無くなるのである。 2.人生の舵取りとは、一から創り出す行為、すなわち、創造する事に…

高田義裕の人生論

今日の箴言 何が一番強くて、能力のある者かと言って、初めから能力があり、その上で努力した者よりも、何も能力が無くて、取るに足りない者と見なされていた所から、努力して這い上がって来た者の方がより強くて能力もあること。

高田義裕の人生論

今日の箴言 人は、本来、自分のもので無いものを少しも欲すべきではないという事であり、その意味においては、人は、他の人のいかなる望ましいものを羨んだり奪い取ろうとしてはならないのである。よく映画女優や、アイドルを追っかけまわして彼らの魅力の虜…

高田義裕の人生論

今日の箴言 不法(悪)の定義とは、良い事、価値のある善行の値打ちに気が付いていない状態の事を言うのである。要するに、犯罪を犯していなくても、他の人の自分に対する親切心に何の感謝も持たないなら、それは既に悪であり、不法な事を行っているのである。…

高田義裕の人生論

今日の箴言 人間、何事も、物事を行う動機付けは、自分に望ましい理想像を思い描くことによって始まるものである。しかし、実際には、理想に遥かに及ばない現実とのギャップが必ずあるという事であって、それ故に、逆境や障壁は、付きものなのである。大半の…

高田義裕の人生論

今日の箴言 付け加えることも、何かを削り取ることも、本質的には、同じ行為に等しいこと。 2.良いものも、悪いものも、どちらも持っていない平常心を保ちなさい。 3.すべてを持つことが、必ずしも幸福であるとは限らないこと。 4.すべて、物事が上手くいき…

高田義裕の人生論

今日の箴言 水は、高い所から、低い所へ流れ出て、いずれは同じ水位になって安定するように、本来、人と人の間には、安定して貯まった水のように何の差もあってはならないのである。よって、人との差を求める者は、水が高い所から低い所へ移動している最中の…

高田義裕の人生論

今日の箴言 不義とは、貴重なものを破壊して得る歓びの事である。また、知恵とは、難しい事を簡単にしようとする行為の事である。 2.偏るとは、部分的には、良くなり、全体的には、悪くなることを言うこと。

高田義裕の人生論

今日の箴言 人は皆、たとえ立場は違っても、自分で自分の世話をしていかねばならないという、毎日大変な目に遭っているのであるから、人同士互いに助け合う精神こそ必要である。しかし、現実世界は、争いは絶えず、皆互いの顔色を伺って、戦々恐々としている…

高田義裕の人生論

今日の箴言 すべて、労し、苦しむ事からしか利益は生まれないこと。よって、楽して得しようなどと考えてはいけないのであり、それができると言って来る者は、あなたを騙して利用しようとしていることに気付かなければならない。 2.女は、産みの苦しみを伴う…