高田義裕の人生論

今日の箴言

すべてが備えられていないと、何も始める事が出来ないと思っていたら、決して何も永久に出来ないのである。むしろ、何もない所から、すべてを生み出さなければならないのであり、無から有を生じさせるのである。であるから、私達は、すべてが揃うのを待つのではなく、今現時点で持っているものを活用し、それを工夫して間に合わせる、もしくは、代替えするという精神態度で物事に取り組まなければならないのである。

2.人にとって、自分自身以外の、周りにいる人達が、何らかの形で自分の教師、もしくは、師となり得ること。なぜなら、たとえ明らかに間違った生き方をしている人でさえも、見方を変えれば、そんな事をしたらどうなるのかを生きて見せてくれているのであり、それをしてはならないという生きた証、または、反面教師となって教えてくれているからである。

3.人とは、いくら、日頃、耳が痛くなる程、正しい事を聞かされ、教育されていても、自分が実際に失敗して、本当に痛い思いをしなければ、真に理解出来ないものなのである。