高田義裕の人生論

今日の箴言

神に頼るというのは、単なる無責任に、自分の頭で考えることをしないことではない。また、神に依り頼むというのは、無条件に自分のことを決めてもらうことではない。すなわち、神を信じる、神に頼るという事は、常日頃の生活態度全般において、神を信頼しているのにふさわしい、神の御意志に準じた行いを守り行うことを意味するのである。例えば、誰も見ていないからと云って、悪い事を行うことではないのであり、神はすべてのことをひそかに見ておられるということを肝に命じて、たとえ誰も見ていなくても悪い事を行わない事であるのである。また、誰も知らないからと言って、自分の親切を差し控える事ではないのであり、神はすべてのことをひそかに見ておられるということを肝に命じて、例え誰にも評価されなくても、神は評価してくださると信頼して、ひそかに善行を行うことであるのである。