高田義裕の人生論

今日の箴言

何事も問題を何も無かったかの様に回避する事は決して出来ない。ただ唯一出来る事は、それを回避したかったならば、あくまでも、まるでその問題を回避したかの様な効果を得られる別の手段を用いなければならないのである。すなわち、その問題を避け得ない代わりに、ほとんどそれが問題として影響し無いほどに通過させる為、その問題を少しずつ微量に拡散させて、濃度を薄めるか、もしくは、その問題の本質部分を混合物の状態から、全く純度100%まで抽出して、他の物事と化学反応させて、全く別の事柄に変換させてしまうかのどちらかなのである。

2.世界の常識で言えば、それを行う事が嫌だったら、はっきりと積極的意志と行動とを持って、それは嫌だと主張しなければならない。もしそれをするのが嫌でも、何も言わずに黙っていたなら、それは、他の人からそれをする事を承諾していると見なされてしまうからである。

3.神にすべてを委ねて、神に頼っている者は、永久によろめかされる事は無い。何故なら、神は不変であり、永久に生きておられるからである。しかし、神以外のものに頼っている者すべては、自分達が最も大切にし、自慢し、まさに期待をかけているそのもの自身によって、侮蔑され、辱められ、失望させられる事になる。何故なら、神以外のすべてのものは、絶えず変化を繰り返し、不安定で、いつか滅び去るからである。もし、あなたが神以外の何かにすべてを賭けてその命を授けて来たのならば、最後は、それと共に崩れ去り、葬り去られること。