高田義裕の人生論

今日の箴言

自分より遥かに目上のお年寄りは、尊敬すべき対象であっても、決して侮るべき対象ではないこと。なぜなら、明日の命がどうなるかも分からないこの厳しい人生に対して、私達より、遥かに長く生き抜いて来た人達であるからである。まさに、若い人達は、彼らを人生の師として、敬い、謙遜になって教えを請うべきなのである。しかし、今、若い者で、老人の弱り果てた不甲斐なさを見て、バカにしている者は、実際、自分が老人になった時、その人より余計に弱り果て、不甲斐のない老人になってしまうのであり、自分がした様に、若い者から嘲られてしまうのである。

2.人間的に魅力的でカッコ良くなりたければ、外見だけを良くしても、人に見透かされてしまうのである。すなわち、自分の人生に真剣に取り組むことさえしていけば、おのずとそれに見合った外見的魅力やカッコ良さは身に付いていくのである。

3.人が生きていく上で、必要とされるその時々の条件が揃えば何の問題もないのだが、この世の中、それが必要な時に、それが揃ってくれなくて、全く都合良くいかないのが、現実の姿なのであり、これが、人を悩まし、道から外れさせる最大で唯一の原因なのである。