高田義裕の人生論ブログ

こんにちは、初めまして。わたしは命の書の著者でもある、作家の高田義裕と言います。今日からブログをお粗末ながら書かせていただきたいと思います。私の専門は主に人生哲学、思想です。またキリスト教哲学も専攻しています。これからいろんな分野を通じて皆様と共に人生に対して色々と思索していこうと思います。私の文章は長いのもあれば、短いものもある箴言集的な形式なので読むのに対してさほど時間はかからず、忙しい方にも気軽に読んで頂けると思います。それでは始めていきたいと思います。

今日は今苦しみの只中にいる人達に対する励ましの言葉を少しご紹介していきます。

1、恵まれた環境に生まれて来た人間に唯一、恵まれていない事がある。それはいかに自分が恵まれた環境に身を置いているかという幸福感と自覚がない事である。即ち、彼は生まれながらにして恵まれている為、それをごく普通のこととして当たり前の様に感じているからである。しかし日々苦しんでいる者は幸福とは何かを知っているし、自覚も持っている。なぜなら日々の苦しみを通して例えどんなにささやかな事柄にでも喜びを見いだし感謝の気持ちを持っているからである。幸福とは幸福であることを自覚する事であるから、その意味では苦しんでいる者の方が幸福なのである。