高田義裕の人生論

今日の箴言

最近思う事は、人は、他の人のどうでもいい様な細かい所まで、いちいち詮索し、理解出来るが、こと自分自身の事に関しては、全く皆目もつかない盲人であるという全く愚かな事実である。

2.死すべき者は、皆、その全体において、その行いにおいても、また、常日頃の考え方においても、非常に激烈的で穏やかでは無い、死に急ぐ性向を持っているのである。その心の傾向がすべて死に向かうのである。これは、まるで、すぐに散る為に騒がしく飛び立つ、美しい花火の様である。

3.生きているという事が、物事のすべてであり、生きている事以上に死ぬ事に何か意味があるのでは決して無いのである。