高田義裕の人生論

今日の箴言

人間は、何事も、苦しんだ分だけ、楽が出来るという事である。それは、額に汗して働いた後の、冷たい飲み物の味は最高に美味しく感じる事と同じである。よって、もし、苦しむ事を避けて、安楽な生活だけを続けていたら、そのうち、それをだんだん退屈に感じ、遂には苦しいものになってしまうのである。そう、安楽さに慣れるとその状態に人間は、飽きてしまうのである。よって人の生き方とは、まず、苦しくても、精一杯働いて、疲れてから、休息を取るというメリハリのある生き方が最善なのである。

2.人間、何事も、人生の途中で笑う者が真の勝者、もしくは幸福な者なのではなく、あくまでも、一番最後に笑う者が真の勝者であり、真の幸福な者なのである。何故なら、若い時は、何事も上手く行って笑っていても、年寄りになる頃には、何事も上手くいかなくなって、悲惨な人生に終わる者もおり、逆に、若い時は、辛酸を舐める程苦しい目に遭っても、年を重ねる内に生きるのが、楽になって、死ぬ時は笑って死ねる者もいるからである。