高田義裕の人生論

今日の箴言

人は、隣の芝生は、青く見えるのであり、人は、他の人の持っている物や境遇を自分のものより羨ましいと思ってしまうものなのである。これは、他の人の事は、所詮、他人事であり、自分の事では無いから、その人の全部を見えている訳では無い。すなわち、あくまでも、部分的な目立つ所や、際立った所だけを見て判断しているだけなのである。人はどうしても、全体の大半を占める、他の人のそれまでの苦労や隠れた努力という見えにくい部分を見ようとはしないからである。いや、むしろ他の人に対する妬みから、相手の苦労や努力を認めようとしないのである。