高田義裕の人生論

今日の箴言

人生の質について、人が全く余裕で勝ち過ぎて、他から注目され目立つ事、すなわち、勝ち組に入る事を人々は重要視するけれども、むしろ、それより、全く注目もされ無いし、目立つ事も無いけれども、勝つか、負けるか、ギリギリの極限状態で勝負し、ようやくただ一つ勝つ事の方が勝っていること。なぜなら、その方が、何事も順風満帆で行くよりも、精神的にも肉体的にも遥かに鍛えられ、人間的には偉大な者となれるからである。要するに、有名な者が素晴らしいのでは無く、無名でも、頑張っている者の方が遥かに偉大なのである。その様な人間は、人から知られてはい無くても、大勢おり、その様な人達こそが、この人間社会の母体屋根を支えているのである。