高田義裕の人生論

今日の箴言

神の卓越した愛を知らない人間は、皆必ず、些細な事で誇り、かつ、些細な事で争い、殺しあうこと。

2.この世界において、最も損失を伴い、最も無駄に気力や体力を共に浪費する状態とは、すべて、物事にひたむきにならず、中途半端でやる気が無く、真剣さに欠ける怠惰さの事であり、力があるのに、その力を十分に発揮せず、それを出し惜しみする精神態度の事なのである。ここで、たとえ、どんなに過酷で厳しい状況に見舞われたとしても、それを決してダラダラと甘え心で愚痴を吐いたり、嘆いたりしてはならないこと。なぜなら、その態度こそが、最も自分に必要以上に負担を強いる態度だからである。よって、むしろ、逆境を覚悟を決めて、すんなり受け入れ、それに意識を集中して全力で立ち向かう方が、自分に負担が必要以上にかからず、よほど、楽に事が運ぶからである。そう、人間は行き詰まったら、常に前に出るのである。そういう積極的な態度で物事に立ち向かう事が、目の前の壁を乗り越える唯一の方法である。