高田義裕の人生論

今日の箴言

はっきりと言っておく。神は、偉大な知恵者であられるが、しかし、他の人に見せびらかす為の様な意味での知恵は、その初めから、全く有してはおられないこと。

2.人の前の余分な安楽さこそが、人に後の不足の困窮に必ず陥らせること。彼は、困窮する前の、比較的安定していた夏の時期に、勤勉に労して、財産を貯めることを全くせず、むしろ、日々、飽食し、安楽に過ごし、いずれやって来る厳しい冬を耐え忍ぶ為だけに与えられていた余剰分を全く愚かで、無自覚にも、贅沢や、どうでもいいことに、乱費してしまったからである。

3.誰であろうと、できれば、他の人に好かれたいし、嫌われたくはないであろう。しかし、長い人生、必要の為には、嫌われる役目をあえてしなければならない場合もあるということなのである。