高田義裕の人生論

今日の箴言

栄光ある者達よ、自分のその栄光を捨てて、神エホバを崇拝せよ。そうでなければ、あなた方は自分の栄光の内に死ぬ事になるのである。

人が人を支配した事によって、地は損なわれ、そこは次第に、人の住める場所では無くなって行ったのである。

3.この世界で起こっているすべての災害は、1つの要素に拠る単一的なものでは決して無く、皆、あらゆる要素が組み合わさっている複合的原因に拠るのである。

4.自分を優れた立場に置き続ける為に、人はその2倍の労力を負う事になる。

5.人は神に従うか、人に従うかのどちらかである。よって、人は、神と人とに同時に仕える事は出来無いのである。一方を重んじ、もう一方を軽んじるかのどちらかである。

6.一般の人々の人生に対する捉え方とは、人生とは自分にとって未定であり、突如出くわした偶然の様なものであり、生まれたからにはとりあえず生きていかねばならないという現実的なものであるのに対して、宗教的な捉え方は、人生とは人にとって確定された必然であり、すべてをある1つの規準で固め、生きる事を強いるという宿命論的な性質を持っているのである。すなわち、開拓者精神か、運命的悟りの精神かの違いなのである。前者は、勝者が重んじられ、後者は、服従が重んじられるのである。よって、人生とはその本質として、手探り状態で徐々に前に進むかの様な未知のものだ、と受け止めている人にとって、すべての事をある1つの規準で説明し尽くす様な、確定的宗教感は全く理解出来無い、むしろ、嫌悪感をおぼえるものであるはずである。