高田義裕の人生論

今日の箴言

何でも、これはこうである、と非の打ち所がない程にまで、物事を断定する、もしくは、決定してしまうということは、分かりやすさとか、明確さが求められている場合には、最大の益を発揮する。しかし、それは、また同時に、自己主張がそれだけ強いということでもあり、非常に主観的で、客観的な見方とは程遠いのであり、それは、分かりやすさを優先した分だけ、正確さを犠牲にしていると言えるのである。よって、この世界には、はっきりと答えがある明確なものなど一つもないということである。