高田義裕の人生論

今日の箴言

親を大切に扱う者は、自分を大切に扱っている者であり、親を大切にしない者は、自分を大切にしない者なのである。

2.たとえ、非常に優れていて秀でているものであっても、それが人間というものにとって余計な能力である場合、それはその人にとって障害となるのである。例えば、人の心が読めるほど、その場の空気を敏感に感じ取れる精神を持っていても、それは、人間にとって、気の使い過ぎであって、ノイローゼという障害を生み出すのである。

3.偽りはキリが無いものであること。また、真理には終わりが無く、永遠なるものであること。この両者の微妙な違いを認識しておかなければならない。

4.公正さに関して、神はすべての人間の各々の行った業のままに報いるのである。

5.完全な言葉や文章は、つなぎ目の役目をする句読点の様なものを必要としないこと。

5.まことの神に従ったり、従わなかったりする事、すなわち、その様な優柔不断で身勝手な態度こそが初めて偶像崇拝と言うのであり、まことの神に従うということは、終始徹底している事を初めて意味するのである。なぜなら、あなた方は都合の良い時だけに神に祈りを捧げはするが、いざ、自分の欲望のままに行動する時には、神のおきてを簡単に破棄するからである。例えば、自分が窮地に追い詰められている時は、神に従うが、自分が有利な時は神を無視するからである。

6.人を扱えるのは神であって、人が人を扱えるほど、人の造りは単純なものでは無いのである。

7.人を狂気させるほどの絶対的なものなど初めから存在せず、ただ、人は、自分自身の内から出る欲望に誘われる事によってのみ、初めて、人は狂気させられるのである。