高田義裕の人生論

今日の箴言

自分が今まで、当然の様に疑う事無く、やすやすと陥っていた、人間の知恵から神を知ろうとする観点を全く改め、神からの音信に聞き従うという立場に徹すること。確かに人間の側からの神への探求は決して出来ない事は無いし、ある程度までは、神の特質というものに近づく事は出来るが、あくまでも、それは部分的なものであり、表面的なものでしか無いのである。すなわち、神の全体像を知るという段階には程遠いのである。まさに、聖書の聖句にある様に、世はその知恵を通して神を知るには至らなかった、と書かれている通りであり、私達は唯一、神御自身から教えてもらわない限り、神の事は全く分からないのである。

2.人類の壮大な歴史をひとまとめで要約して述べれば、それは、人間の側からの神への探求そのものであり、そして、それは全く失敗に終わったのである。

3.最初の人間アダムとエバに対して悪魔サタンが主張した事柄とは、人間は神に従わなくても、神に従ったのと同様の、もしくはそれ以上の事柄を成し遂げる能力を持っていると豪語したのである。この様な、神御自身の立場に関する、人は神から独立した方が良いのか、それとも、しない方が良いのか、という論争が根本に生じた為に、本来なら、決して少しも存する事の無い、あらゆる悪と悲劇と苦痛とが、しばらくの間、留め置かれているのである。

3.他の何物でも無く、人間にとって情報をいち早く先取りする行動こそがすべてであり、ただ人間に関して、情報に疎い者は死を意味するのである。